2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

情熱を失いつつある

アニメを見る情熱をちょっと失ってきたところがあるので、情熱を回復させるためにも、録画したアニメの消化を極端に減らそうと現在画策中。 そういうわけで、今期の新作アニメチェックも極力控えようと思っている。 ちなみに今期のアニメでは、『君に届け』…

父のいない世界でゲームを続けるということ――アニメ『少年突破バシン』の感想

『バトルスピリッツ 少年突破バシン』を最後まで見てみた。 アニメ『少年突破バシン』の緩くて狭い世界 http://d.hatena.ne.jp/ashizu/20090609#1244550232 『バシン』については以前、上記のような記事を書いたが、この作品に対する基本的な考えはあまり変…

2009年秋の新作アニメ感想(その4)――『そらのおとしもの』

これは、なかなか好感の持てる作品だった。 何というか、作品の落ち着きどころというか、あるギャグ作品がいったいどこまで日常から離れ、どこで再び日常に戻ってくるのか、といったような兼ね合いが非常に上手く取れている作品だと思った。 話が進むに連れ…

2009年秋の新作アニメ感想(その3)――『ミラクルトレイン』

まず、駅の擬人化という発想がよく分からなかった。よく分からないというか、駅を擬人化することがひとつの作品をどういう方向に導いていくのか、という方向性がよく見えなかった。 しかし、これは、よく分からなかったから面白くなかったということではなく…

アニメのプリミティブな想像力――ルネ・ラルーの『ファンタスティック・プラネット』について

ルネ・ラルーのアニメをちゃんと見るのはこれが初めてだったが、あの独特の世界観にはやはり強く惹きつけられた。 アニメの世界は、基本的に、想像の世界だろうから、どこでどのような点で、現実から距離を取っているのか、というところが大きな注目点になる…

ゼロ年代末の一風景――『亡念のザムド』の感想

『亡念のザムド』を最後まで見たので、ちょっと感想を書いておきたい。 今年は『エウレカセブン』の劇場版も見たので、『エウレカ』と『ザムド』についていろいろと考えた年であったが、しかし、僕としてはこの路線はちょっといただけなかった。いったいどう…

2009年秋の新作アニメ感想(その2)――『生徒会の一存』と『とある科学の超電磁砲』

『生徒会の一存』。 まず思ったのは、よくこんな作品をアニメ化しようと思ったなあ、ということだ。生徒会室の中でただただお喋りしているだけの作品。第1話では、「ドラマCDで十分」とか「メディアの違いを理解せよ」といった自嘲気味な自己言及ネタがあっ…

2009年秋の新作アニメ感想(その1)――『にゃんこい!』と『けんぷファー』

新作アニメ、『にゃんこい!』と『けんぷファー』を見てみた。 まず、『にゃんこい』だが、これはかなりいいんじゃないかと思った。僕は、いつも、アニメ作品というものをトータルな観点から見ていて、もちろん個人的な好みというものはあるが、作品全体のバ…

『黒神』の感想

『黒神』のアニメを最後まで見る。 この前少し書いたけれども、『黒神』はなかなか面白い問題を提起していたので、非常に楽しんで見ることができた。 しかし、最後のほうは、ドラゴンボール的なバトル展開だったなあ、と。まあ、この作品の見所的なところは…

もう秋か…

またいつものように、前クールのアニメを十分に消化し切れないまま、新しいクールを迎えることになった。 前クールで最終回を迎えたアニメで見終わったのは、『シャングリ・ラ』、『化物語』、『真マジンガー』の三作品くらい。 『シャングリ・ラ』は、『咲…