2007-05-31から1日間の記事一覧

『涼宮ハルヒの憂鬱』における二つの文化祭――日常生活を分節化するものとしての学校行事

前回は、未来や過去といった個人史の時間軸に沿う形で、節目の時を問題にした。過去が現在に介入してくる仕方は、非常にたくさんある。ノスタルジーという形で、過去が現在に介入してくる仕方は、主体のポジションの変化をもたらす。これは、パースペクティ…