2006-05-15から1日間の記事一覧

『耳をすませば』について(15)

前回予告した通り、今回で、ひとまず、『耳をすませば』についての話は終わりにしたい。 僕が『耳をすませば』という作品を取り上げて強調したかった点は、そのファンタジーの形態にある。言い換えれば、『耳をすませば』とは、ファンタジーがいかにして生じ…